馬は草食動物でおとなしく攻撃的な性格ではありません。
大きな体とは対照的に、非常に臆病で敏感な性格を持ち合わせています。
そのため人が優しく接してあげないと、人に敵意を持ってしまいます。
馬の気持ちを考えながら接していきましょう。
基本的には噛みません。
ですが、臆病な動物のため人のことが嫌いになってしまった馬の中には、人から逃れたいため攻撃性を持ち、噛もうとする馬がいます。
乗用馬は調教がよく行われているので、ストレスがないため噛むことはありません。
馬触れられて嫌な場所(背中など傷がある場所・腹帯を締める場所・その他敏感な部分)を強く触ったりしない限り安全です。
噛む事と同じで、人の事が好きな馬は絶対に蹴りません。
後肢で虫を払おうとしますので、肢がある場所を人が注意することと、馬の真後ろは通らないことを怠らなければ大丈夫です。
常に耳で音を注意して聞いているので突然大きな声を出したり、走り回ったりしないようにしましょう。
死角になってしまう後はなるべく通らないで下さい。接する時は優しく首筋から触れてあげましょう。
人の約0.6倍と言われています。
視界が広く、真後ろ以外の350度見渡す事ができます。
馬の目は単眼視といって、左右の目で別々のものを見る事が出来ます。
これは馬が野生だったころに、肉食動物からいち早く逃げるために役立っていたといわれています。
近くのものがぼやけて見える為、遠近感が掴みづらいです。
色の識別は黄色がもっとも区別でき、緑、青の順で判別することが出来ます。
赤は見えないと考えられております。
暗闇でも見る事ができ、夜間でも活動することができます。
とても良いです。
音に敏感な動物のため、180度回転して音がする方角を探しています。
耳の周りの発達した筋肉により可能になったもので左右別々に動かすことが出来ます。
高い音だと超音波まで聞くことが出来ます。
その反面、低い音は人に比べると劣っていると言われます。
音質の判別能力に優れており、メロディーを聴き分けたり、いつも接してくれる人の車のエンジン音を判別することが出来ます。
障害物との音の撥ね返りを聴き分けたり、いつも接してくれる人の車のエンジン音を判別することが出来ます。
障害物との音の撥ね返りを聴き、距離感を測ることができます。
また、感情を表すときによく耳が動き、耳を後に伏せているときは威嚇のときに行う表情なので近づかないようにしましょう!
犬は人の100万倍と言われており、馬は人の1千倍と言われています。
鼻の長さの割には犬ほどよくありませんが、臭いに敏感な動物で、自分の子供はいつも接している人の臭いで識別することが出来ます。
馬は自分の家に帰る帰巣本能が高いと言われていますが、これは臭いを頼りにしていると言われています。
鼻が大きいのは単ににおいに敏感なだけでなく、鼻でしか呼吸が出来ないため、早く走るときなどは走りながらたくさんの空気を吸えるように鼻を大きく開きます。
日本では馬の好物はニンジンというイメージですが、リンゴや氷砂糖などしょっぱいものよりも甘いものが大好きです。
パンや米など大抵のものは食べ、自分が食べれないと思うものは臭いを嗅いで判別します。
主食としては青草(干し草)を食べます。
馬は睡眠時間がとても短く、約3時間と言われています。
これは外敵に襲われたりする場合に、絶えず警戒していた名残と言われています。
睡眠時の姿勢は1本の肢を休め、3本肢で立って寝る場合と、腹ばいになって寝る場合があります。
疲れている時や警戒していない場合は、横になって寝ている場合があります。
馬の走り方はウォーキング程度の「常歩」、ジョギング程度の「速歩」、ランニング程度の「駈歩」、ダッシュに相当する「襲歩」の4種類の歩き方があります。
「常歩」は4本の肢を、ひとつずつ着く4拍子で分速約220mです。
「駈歩」は左右の向きによって異なる走り方をし、1番目に外側の後肢、2番目に内側の後肢と外側の前肢、最後に内側の前肢が着く3拍子で、分速約340mです。
一番早い「襲歩」は「常歩」と同じく4拍子の走り方になっており、揺れはほとんどない動きになっており分速約1kmで、競馬の時以外は用いません。
会社名 有限会社 エルミオーレ本社所在地 〒470-0328 愛知県豊田市勘八町勘八272 代表取締役 桑原 広之進 設立年月 1999年4月 |
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